きっぷ基礎知識
旅行代理店発券のきっぷ

「ぷらっとこだま」・旅行代理店のパック旅行などの「(契)乗車票」

 ジェイアール東海ツアーズが発行する「ぷらっとこだま」や、JTBなどの旅行代理店が発売する宿泊プランとのセットで発売されるきっぷには「(契)乗車票」との記載があります。この表示のついた乗車券・特急券については、通常のきっぷと取り扱いが異なりますので、注意してください。

 本項目は一般的な内容を記載しております。旅行契約の内容により、取り扱いが異なる場合がありますので、必ず旅行契約書・約款等を確認してください。 なお、宿泊施設やレンタカーなど、JR券以外の取り扱いまでを網羅するものではありません。

乗車列車・利用区間の変更

・原則として、列車・区間の変更はできません。乗り遅れた、あるいは列車を早める場合、乗車券・指定券が無効となり、乗車区間にかかる運賃と料金が別途必要になります。ただし、自由席であれば乗車券と共に有効とする条件のきっぷもあります。
・席を移動することはできません。その場合には、乗車区間の乗車券と当該座席にかかる料金が別途必要になります。指定席から自由席に移動する場合も同様の扱いになります
・券面に「途中下車可能駅」が指定されている場合を除き、途中下車はできません。
・乗車券を発券している会社によっては、利用できる改札口が制限されている場合があります


列車が運転できない場合

出発時に往路列車が運休し(ないしは計画運休が発表され)た場合

(1)旅行を継続する場合  
駅のみどりの窓口などで、「運休に伴う旅行計画の変更」と告げたうえで、利用予定だったきっぷと共に、利用する区間の乗車券・特急券などを新たに購入してください。本来利用するはずだった往路のきっぷについては後日払い戻しとなりますので、みどりの窓口などで「中止」の証明印を押してもらったうえで、1か月以内に購入した店舗で払い戻しを行ってください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。このため、新規に購入したきっぷのほうが高額になる場合があります。なお、駅の判断によっては、振替列車の特急券、乗車券等の発券にて対応する場合があります。 振替先がJR以外の他の交通機関の場合には、乗り換えとなる駅改札口・みどりの窓口などで必ず「中止」印を受けてください。
払い戻すべききっぷについては、自動改札機に投入せず、有人窓口を利用してください。

(2)旅行を中止する場合
・購入店舗に連絡できる場合
 原則として、乗車時刻までに購入店舗に連絡の上、同店舗にて取消手続きが必要です。来店が困難な場合には、駅改札口・みどりの窓口などで「中止」の証明印を受けてください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。
・購入店舗に連絡できない場合
 夜行列車など、購入店舗の営業時間外などの理由により、連絡ができない場合には、駅改札口・みどりの窓口などで「中止」の証明印が必要です(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。1か月以内に購入した店舗で払い戻しを行ってください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。払戻すべききっぷについては、自動改札機に投入せず、有人窓口を利用してください。


途中駅で運転見合わせとなった場合

(1)代替ルートにより旅行を継続する場合  
 駅のみどりの窓口などで、「運休に伴う旅行計画の変更」と告げたうえで、利用予定だったきっぷと共に、利用する区間の乗車券・特急券などを新たに購入してください。本来利用するはずだった往路のきっぷについては後日払い戻しとなりますので、みどりの窓口などで「事故中止」の証明印を押してもらったうえで、1か月以内に購入した店舗で払い戻しを行ってください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。また、特急列者が120分を超えて遅延した場合、あわせて「遅払証」の証明印を押してもらってください。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。このため、新規に購入したきっぷのほうが高額になる場合があります。なお、駅の判断によっては、振替列車の特急券、乗車券等の発券にて対応する場合があります。この場合も、満席などによる立席利用など、購入時の条件とは異なる座席設備での利用となる場合には、車内にて「急乗証」証明を受けてください。  
 振替先がJR以外の他の交通機関の場合には、乗り
換えとなる駅改札口・みどりの窓口などで必ず「事故中止」「遅払証」印を受けてください。払い戻すべききっぷについては、自動改札機に投入せず、有人窓口を利用してください。  

(2)旅行を中止する場合
 復旧見込みや接続列車の関係など、運転見合わせとなったことに起因して旅行を中止する場合、出発駅まで無償で戻ることができます。この場合の運賃・料金は全額払い戻しとなります

見合わせとなった駅改札口・みどりの窓口などで、出発駅まで戻りたい旨を駅係員に申し出たうえで、目的地まで利用予定だった乗車券・特急券の券面に「事故返」の証明を、復路のJR券は「取消」証明をそれぞれ受けてください。

 ・購入店舗に連絡できる場合

 原則として、乗車時刻までに購入店舗に連絡の上、同店舗にて取消手続きが必要です。来店が困難な場合には、駅改札口・みどりの窓口などで「中止」の証明印を受けてください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。

・購入店舗に連絡できない場合

 夜行列車など、購入店舗の営業時間外などの理由により、連絡ができない場合には、駅改札口・みどりの窓口などで「中止」の証明印が必要です(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。1か月以内に購入した店舗で払い戻しを行ってください(ネット購入の場合には、購入時の注意事項に従ってください)。払い戻し金額は、正規の運賃・料金ではなく、ツアー用の設定運賃・料金となります。



注意事項

・掲載している情報は2019年10月現在のものです。内容は掲載後に変更となっている場合がありますので、ご注意ください。
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