2019.10.21

がたんごとん旅行記
宮島 (2018.8訪問)


鉄道で各地を回る旅行記、今回は宮島にがたんごとん。


広島駅から山陽本線で15分足らず。宮島口駅へ。
駅からまっすぐ進むと、すぐに宮島へ渡る船着き場にたどり着きます。



宮島航路

船はJR西日本と松大汽船の2社が運航しています。
唯一の違いは、JRが鳥居の近くまで寄せることでしょうか。鳥居を見たい方は迷わずJRへ。2回目の利用や出航時間を優先するのであれば、その時の気分で選択することもいいでしょう。およそ10分で宮島です。



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桟橋を降りると、宮島の鹿たちが出迎えてくれます。宮島に生息する鹿の数はおよそ500頭、うち200頭近くが桟橋をはじめとする街中を住処にしています。

およそ820年前に宮島を訪れたという、西行法師の「撰集抄」や、江戸時代の絵図にも鹿が描かれています。




 重要文化財の大鳥居です。海に浮かんでいる鳥居のイメージが強いのですが、干潮の際には写真のように鳥居の下まで、歩いていくことができます。訪問時は一面青空。空の青さと鳥居の映える赤が素敵なコントラストを描いていました。
 


国宝に指定されている社殿です。全体が海上にあります。特徴のある屋根は「両流造」と呼ばれる独特のもの。
なかでも社殿中央に位置する能舞台は、日本唯一の海上舞台で、数々の著名人がこの場で舞台を踏んでいます。必見です。

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宮島ロープウェイ


宮島桟橋から送迎バスで5分、もしくは歩いておよそ30分。ゆるやかな坂を上り、木々の生い茂る紅葉谷公園を抜けた先に、ロープウェイ乗り場があります。

ロープウェイは、待つことなく次から次へとくる循環式と、ケーブルカーのように互いの駅を同時に発車する大型の交送式の2種類を乗り継ぎ、展望台のある「獅子岩」駅を目指します。





弥山


「獅子岩」駅前は見晴らしもよく、ここで折り返しても構わないのですが、ちょっと足を延ばして宮島の「弥山(みせん)本堂」を訪れてみました。歩いて1時間弱、なかなか険しい部分もある道のりですので、体力に自信のある方向けです。





宮島水族館


宮島桟橋から歩いておよそ30分、宮島水族館にやってきました。
歩いて30分というとなかなか長いと感じますが、桟橋から史跡や名所を巡りつつという感じなので、それほど苦ではないですよ。ちなみに本数が多くはないのですが(およそ1時間に1本程度)、桟橋からバスも出ています。

ペンギンもいますよ。魚たちが「広島東洋カープ」を応援するブースもあったりと、個性の溢れる展示内容でした。


さあ、あなたも気まぐれの数だけ旅に出てみませんか。



宮島へのアクセス
 JR山陽本線「広島」駅から普通列車利用で28分、「宮島口」駅下車徒歩6分
 JR宮島航路「JR宮島口桟橋」からフェリーで10分「宮島」下車

 ※記載の内容は訪問時のものです。